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マンガうんちくプラモデルのこと [模型誌]

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 Twitterでチラッと見かけて、面白そうなので買ってみました。


マンガ・うんちくプラモデル

マンガ・うんちくプラモデル

  • 作者: 岡本 一広
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA/メディアファクトリー
  • 発売日: 2015/03/06
  • メディア: 単行本

われながら情報収集はしているつもりなのですが、こんな本が出版されるのを知りませんでした。ならばこれはこの目で確認せねばなるまい、と早速購入。

マンガなのであっという間に読み終えました。 あのね、結論から言うとね、模型が好きならね、

「絶対買え」ですな。

本書は全17話で構成されています。

プラモうんちく.JPG 

 主人公の雲竹雄三とその妻優子がそれぞれの話に登場し、各話タイトルに応じたうんちくを披露していくものなのですが、それは歴史であったり、業界事情であったり、時代背景であったり、ジャンル紹介など様々なテーマから軽妙なテンポで読ませてくれます。

「プラモデルとは?」「プラモデルを知らない人にの魅力を伝えよう」という立脚点ではないので、まったく模型に感する知識と興味のない方にはこの本はおすすめできません。また各種ツール、テクニックの紹介はあるのですが、技術指南書ではないのでこの本を読めば模型が上手くなるわけでもありません。

しかーし、模型に関して関心のある方であれば楽しくて楽しくてあっという間の1冊であると言えるでしょう。

というのも、現状の「模型に関する本」ってそのほとんどが技術論なんですよね。作る方法、塗る方法、という所謂ハウトゥ本が大半です。それ以外ですとプロの方の作品集が多いという感じでしょうか。 その一方で日本における「模型の世界」を俯瞰して紹介した本は意外と少ないのです。

文芸書や新刊書などの業界本としてはいくつかありますね。こちらは企業やIPコンテンツ紹介の側面が強くって、ガンプラの秘密とか、バンダイのノウハウとか、タミヤのこだわりとか、そういったものを紹介するタイプです。

マンガという形とユーザー目線で「模型とそれを取り巻く世界の楽しさ」を提示してくれたものは初めてではないでしょうか。

これはきっと作者である岡本一広さんと監修である中村公彦さんの力量にもよるところかと思うのですが、 うんちくなのでとかく説明文でごちゃごちゃした口調になりかねないところを、各話毎に登場するキャラクター達がユーモアたっぷりに掛け合いしてくれています。しかも一見ばらばらの登場人物たちの人物関係がまとまっていく構成もとても素敵でした。

模型が好きであればあるほど、また模型に関する知識があると自負している人ほど、 「その通り!」「なるほどー」「え、そうだったの?」「確かに!」「はははっ」と連発すること間違いなしでしょう。

 日本における模型文化を再認識し、今一度模型の魅力を改めて感じることの出来る本書、きっとあなたの模型心を豊かにしてくれることと思います。

と、べた褒めしてしまいましたがもうひとつ。月刊誌を除いて1,000円以下で買える模型の本って久しぶりです。つか総じて模型の本高すぎ。こういったアプローチがもっと増えてくれればと思います。がんばれ出版社さん!




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岡本一広

初めまして。マンガを担当した岡本一広です。
熱い素敵なレポート、ありがとうございます!
苦労がいっぺんに報われた思いです。
描いてる間はこんな本が今更手に取ってもらえるのか不安でしたが
僕の過去作品のどれよりも好調な滑り出しなようで(笑)
ホッとしてるところです。

本当にありがとうございました!

by 岡本一広 (2015-03-05 21:51) 

しょういちろう

岡本一広先生
はじめまして。といいますかなんと作者様。。。あわわでございます。前にもこういうことがありましたが何とも恐縮でございます。こんなあんまり更新もしない個人のブログなんぞにお越しいただき光栄でございます。
こちらこそ本当に楽しい本をありがとうございました。記事は感じた素直な気持ちです。こういった本をもっと読みたいです。
これからもご活躍を祈願するとともに、新作を楽しみにしております!
どうもありがとうございました。
by しょういちろう (2015-03-06 02:15) 

中村公彦

はじめまして。監修をした中村です。
お読みいただきありがとうございます!

単行本で執筆サイドに立ったのは初めてでしたので、不安や心配もいろいろとありましたが、概ね好評のようで胸をなで下ろしています。
模型業界もなかなか大変なご時世なので、少しでも盛り上がりに貢献できたなら嬉しいのですが…。

ありがとうございました。

by 中村公彦 (2015-03-14 07:20) 

しょういちろう

中村公彦さま
こちらこそはじめまして。岡本先生に続いてなんとお越し頂き恐縮至極でございます。
重ねてですが楽しい本をありがとうございました。twitterなどでも色々な方が読んで楽しんでおられるようですので、盛り上がっていると思います!

おっしゃる通り、模型業界も模型産業も模型市場も模型人口も過渡期に入っていると思える中、こういった本やアプローチがもっと増えることで消費者側の我々も盛り上がりたいです!

ぜひとも続巻や新しい模型コンテンツを期待しております!!
by しょういちろう (2015-03-16 18:46) 

ぽ村

おひさしぶりで~す

こんなマンガがあるんですねぇ

と、思っていたらばなんか・・・こう・・・作者さんや監修さん御本人登場(本物・・・ですよね?)なのでオドロキの展開にwww


話のタイトルから「とりあえずだが読んでみたい」とモデラーを思わせるパワーがあるのではないでしょーか?
少なくとも自分は読んでみたい・・・ということで、今度書店いったら探してみますわん♪
by ぽ村 (2015-03-18 01:22) 

しょういちろう

>ぽ村さん
お久しぶりでーす!
そうなんです、こんなマンガがあると買って思うがまま記事とさせていただいたらオドロキの展開になりましたww

おっしゃってくださったとおり全17話のタイトルが帯に載っていたので写真を掲載しましたが、どれも楽しく、知っていることも知らなかったこともすっと入ってきてためになりました。ぜひ探してみてくださいね!
by しょういちろう (2015-03-19 00:33) 

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